IC1805

イプシロン200 SXV-H9  OIII=10分×9 H-alpha=10分×21  SU=10分×7

IC1805の中心部のクローズアップ画像です。
この領域は実にナローバンド向きの領域となっており、複雑なガスのうねりが立体的に描出されてくるのは、まさにナローバンド撮像の醍醐味です。
今回、Hαは半値幅10nmのものを用い、たっぷりと露光時間を与えていますが、反面、SU、OVはかなり露光不足です。
美しい表現を求めるのであれば、もっともっと露光をかける必要性を感じます。
特にSUの描写をもっと良くすると、エッジの立体感が強調されてきます。
また、OVも滑らかになると、複雑な色彩を描きだせるようになります。
あとは、今回、光軸不良でした、、εはなかなか光軸が難しいです・・。

IC1805

タムロン300mmF2.8 ST7Custom OIII=10分×6,H-alpha=10分×6,SII=10分×6

タムロン328による初のナローバンドカラー画像です。
明るい望遠レンズの威力で、しっかりと描写することが出来ました。
今後もこの組み合わせをメインに使っていきたいと思っています。
やはりF値が明るいということはいいですねー。

IC1805

MT160withレデューサ ST7Custom OIII=10分×9,H-alpha=10分×6,SII=10分×9

IC1805の中心部のクローズアップです。
導入に苦労しましたが、そのかいはありました。
複雑で魅力的な構造が描写され、満足いく出来映えです。
これこそ、ナローバンドカラーの魅力!といわんばかりの見事な被写体です。

IC1805

イプシロン200 SXV-H9 H-alpha=5分×17

IC1805の中心部のクローズアップです。
SXV-H9だと画素サイズが細かい分、より高解像に写し出すことが出来、迫力が増してきます。

inserted by FC2 system