Cygnus X-1

イプシロン200 SXV-H9 OIII=10分×13,H-alpha=10分×24,SII=10分×8

はくちょう座X-1。
ご存じの通り、初めて見つかったブラックホールです。
当然、光学的に直接観測することは出来ませんが、
しかしながら、ブラックホールの降着円盤に物質が落ち込む際に生まれるX線をはじめとする高エネルギは、
周囲のガスを励起し、星間ガスを励起し、発光させます。
今回、透明度が抜群に良かったので、購入した高透過率、半値幅7nmのHαフィルターを、
イプシロン200に装着し、これを狙ってみました。
 
添付写真の通り、非常に淡く、構造も不明瞭ながらも、
ブラックホール候補の連星、HDE226868を中心とし、上下に伸びるジェット構造、
および、それに伴い発生した泡構造を捉えることに成功しました。
下側もバブル構造があるかもしれませんが、もともとHU領域があるところでもあり、
また、画角から外になってしまったようではっきりとは判りませんが・・形状からはなんとなくバブル構造っぽい。
 
APODで写してる人がいたので、写したんですけどね σ(^^;
 
しかし・・淡い・・!
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