C/2013R1 Lovejoy彗星


2013年末に明るくなった彗星です。アイソン彗星が消滅した後、十分に明るくなり、楽しませてくれました。
しかし、

2013.10.09
イプシロン200 反射望遠鏡 X-E1デジタルカメラ 

自宅庭から撮影したラブジョイ彗星です。
久しぶりに晴天に恵まれました。
ただ、夕方17時頃まで雨が降っていたし、夜、帰宅するときも曇っていたのはともかくとして、暑さで途中、霧が出ていたんですね。
こりゃ、GPV予報では、夜半から晴れそうですが、、、撮影に出るのは無理だなぁー・・・

帰宅後、CMのやられてなくても、やり返す(笑)に釣られて、リーガル・ハイをなんとなぁーく見たのですが、そろそろ寝るかなぁーと思って、ふと窓から空を見てみたら、なんだか、すっごく良い天気・・・!!
さすがに天の川は自宅から見えませんが、裸眼でも、二重星団は見える気がします。一応、双眼鏡で確認もしたので、間違いない。透明度、良さそうです。
そうすると、俄然ヤル気が出てきます!

台風がいるから、気流は乱れているだろうと判断・・
あとかなり湿度も高いというか、雨で、庭先も濡れたまんまです。
カメラは・・・この濡れた地面に冷却CCDカメラを出す勇気はなく・・・
かといって、シンプルなCCDビデオカメラでは、シンチレーションが悪いのではないか・・?
撮りたい被写体は・・・?と自問すると、答えは、やっぱり彗星です。
夜明け前のアイソン彗星を撮っておきたいです。
そうすると、カメラはデジカメを使うとして、望遠鏡は・・・
イプシロン200,使ってみようか・・・
と、思いたち、準備開始。
ただ、光軸が狂ったまんまになっていますから・・・夜中の0時も過ぎているというのに、室内で光軸調整から始めました。嫁はんも呆れ顔でしたよ、、(;゚Д゚)
撮影開始できたのは、1時半を回っていました。
明日は、お仕事・・・キビシイなぁ・・。

ラブジョイ彗星を3時まで撮影させることにして、目覚まし時計を3時にセット。
布団だと熟睡して起きれない気がするので、電気毛布・・・は、まだ暑いか。
と、いうわけでフツーの布団にくるまって床で寝ました。
・・・

彗星は綺麗なエメラルドグリーンのコマが出てきました。
アイソン彗星ほどでは、ありませんが、明るくなる彗星なので、楽しみです。


2013.11.01
イプシロン200 反射望遠鏡 ST10XME冷却CCDカメラ

一応、定時で帰宅して、本当なら、ぼうらやさんに出かけてみようかとは思っていたのですが・・・

あまりにも、透明度が悪い・・・
低空の金星の輝きが鈍いです。それでも、先日の時は、相当減光していましたから、それに比べればマシ。
カスんではいるものの、一応、晴れ!・・・かなぁ・・・?
ま、まあ、そんな感じのお天気でした。
さすがに、GPV予報でも、雲量は常に10前後あって、完全に真っ黒ではないし、あえて遠征する程では・・・
彗星を撮影する為には自宅庭からは無理・・・ですが、あまりにもカスんだ空でヤル気が出ない・・・
さしあたっては、自宅近くの公園で撮影しようと方針だけは決めたのですが・・・
とりあえず、疲れているし、ひと寝入りしてから考えるかあ・・・
と、目覚まし時計を23時にセットして、床に転がって、毛布で仮眠することにしました。

23時に目覚まし時計で起きて、外に出てみる。
空は相変わらず、カスんだまま、、、
う、うーん、どうしようか。
相変わらずヤル気が削がれるカスんだ空ではあるが、まあ、晴れは晴れ・・か・?
気力を振り絞って、イプシロン200とST10XMEを準備することにする。
本来なら、X-E1を使いたいところだが、、この空では・・・

機材を車に積み込み、準備してから、自宅のホントに近くの公園にセッティング。
歩いて帰宅して、布団でも寝られるのが良いところ?(・・・実際には寝る暇がなかったが・・)

公園は湿気の通り道になってしまっているようで、思った以上に地面が夜露で濡れていてまいった。(→朝見たら、イプシロンの主鏡まで夜露がついていた・・orz)


ST10XMEの準備に少々手こずりました。
久々だったからね。このカメラも整備し直さなくては〜
-10℃まで下げたら、見事に結露したり、転送の遅さから(SXVRと較べて、ですが)、ちょっとフォーカスに手こずってしまいました。
イプシロン200の光軸もこれで良いと思っていたのだが、実際のところ、かなりずれていたし・・。
考え方を間違えてたみたいである・・・( ̄  ̄;) うーん
もーちょい慣れようよ>自分

ラブジョイ彗星を撮影しようとしたが、どうしても、Bフィルタでガイド星が消えちゃう。
しまった、この装備なら、せめて、外部ガイドカメラを持ってくるべきでした・・
ガイド鏡も載せてあるんだから!
大失敗でした。
でも、彗星の方は、ダストテイルだけではなく、イオンテイルも出てきたみたいで、かなり立派になってきました。


2013.11.07
イプシロン200 反射望遠鏡 X-E1デジタルカメラ

11/7は、雨上がり。昼過ぎ15時頃まで雨が降っていて、正直、出かけたい天気ではなかったのですが・・・
この日を逃すと、次に彗星を撮影できるのは、何時になるのか判りません。
やっぱり、エンケ彗星もリニア彗星も、せっかくなら、ワンショットカラーで撮りたい!
自宅庭からは、光害がキビシイので、この透明度では、さすがに、デジタルカメラでは、無理があります。
仕方ない、出かけてくるかぁ・・・と重たい腰を上げて、遠征の準備です。

だいぶ寒くなってきているので、電気毛布が使える、ぼうらやさんにしようかと思わないでもないのですが、正直、雨上がりだと、ちょっとなあ・・。やはり、アスファルト舗装されている獅子ヶ鼻公園に行くことにします。

時刻は、21時ちょうどでした。気温は磐田市内では16℃でしたが、獅子ヶ鼻公園に着く頃には13℃に。
準備しているときはちょっと汗ばむくらいだったのですが、、、さ、寒い ((((;゚Д゚))))
真冬装備ほどではないにしても、ズボン2枚重ね、ジャンパー2枚持ってきて正解でした・・
獅子ヶ鼻公園の山を登っている時に、霧が視界を覆っていやーな予感はしたのですが、いざ、公園に着くと、一応、霧は抜けたみたいです。
路面は濡れていますが、思った程ではなかったです。
ただ、北にあった、木々がかなり整理されてしまい、風が思った以上に抜けてきます・・・

カスんでいる空ですが、、、
しかし、今日来なければ、彗星は撮影できなかったでしょうから・・

2013.11.07
Olympus E-620デジタル一眼レフカメラ  ISO3200設定
ズイコーデジタル25mmF2.8 開放 露出13秒×20コマ 積算(コンポジット)

プレセペ星団とラブジョイ彗星です。固定撮影での撮影ですが、1回あたりの露出を短く抑えて、コンポジットを回転補正のあるソフトウエアで行うことで、
固定撮影でも、かなり暗い星まで明瞭に描き出せることが判ります。

今回は、トラブルもなく・・と書きたいところですが、いやー、はっはっはっ ( ̄▽ ̄;)
とりあえず、トラブったのは、PC周りですね。やっぱり、エンデバーだとちょっとダメポ・・
12V直結で、起動はしてくれるのですが、少しでも負荷がかかると、電源がオチちゃう・・
おまけに、USB1.1なので、USB2.0カードを介してASI120MMを接続しているのですが、認識はしても映像が送られてこない・・?自宅でやったときは、ちゃんと動いたのになぁ・・
電圧不足でしょうね・・と、思っていたところに、プチンと電源がまた切れてしまったので、こちらもとうとう、ちょっとブチ切れ。
デコデコを介して、安定のFMVで動作させます。流石にしっかりと、動作しました。
ただねぇ・・バランスか、風のせいか、判断はややつかなかったのですが、ガイドがイマイチ・・・
おまけに、イプシロン200の光軸ももうイマ一歩でした、、うーん、、

獅子ヶ鼻公園の北の木々がだいぶ伐採されていました。
冬は、遠州は北西からの風が強いので、ここは防風の点で良い観測地だったのですが、残念ながら、その役割はあまり果たしてくれそうもありません、、、
今回も、ガイドがまともにいっていなかったし、、
これなら、ぼうらやさんに行って、電気毛布を使わせて貰った方がよほど良いですからね・・・防風対策は考えないといけませんが・・・

彗星の方は、地球にも太陽にも近づきつつある為、コマが大きく、見事な姿を見せる様になってきました。
少々無理をした平日遠征でしたが、これだけの写真が撮れれば大満足です。
カスんだ空でしたが、出かけて良かった!


2013.11.12
Orion30cmF4 反射望遠鏡 パラコア2 SXVR-H694冷却CCDカメラ

さて、月曜日11/11は、本当は遠征して、彗星の天体観測というか、撮影してくる予定でした。
見えている時間が長い、ラブジョイ彗星を長時間追いかけるとイオンテイルの変化が捉えられるのではないかと・・・
しかーし!会社から一歩、外に出たら、さ、寒い((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
こ、この寒さはちょっとヤベー・・・
と、あっさり、気力↓ 大人しく、ニワトリになりました。
オライオン30cmを出したのですが・・・あまりのシーイングの悪さとおまけに風で、正直、モノになりませんでしたッ!! (≧◇≦;)ただ、ラブジョイ彗星を長焦点では、移動が思った以上に早いことが判り、翌日撮影の為の基礎データとしては、十分な成果が得られました・・?

翌日、火曜日は一面のドン曇りで、こりゃ、今日はゆっくり休めるなぁ・・と思っていたら、22時過ぎくらいから、晴れ間が・・・
一風呂浴びてから、セッティング準備。
出しっぱなしにしてあるので、楽勝だぜー!ヤフーヽ(=´▽`=)ノ
と、思ってたのですが、CCDSoftの落とし穴。構図確認用の4×4ビニングのままで撮影してしまい、夜半までの撮影はいろいろな意味で終了〜
しかし、気を取り直して、4時前から撮影開始!
1回あたりの露出時間は10秒に抑え、ラブジョイ彗星を狙うッ!!
彗星が十分に明るく、大きくなってくれていたこともあって、添付画像のように撮ることができました ε-(´∀`*)ホッ
ディテール描写も目的としていましたが、なんとも不思議な傘の様な形をしていることを捉えることができました。

同時期のアイソン彗星と比べると明らかに、明るく、大きくなっており、迫力があります。逆にアイソン彗星は近日点通過まであと僅かだというのに、未だに小さな姿で、不安が残ります・・・。


2013.11.15
NewFD300mmF2.8L望遠レンズ EOS40D デジタル一眼レフカメラ 

アイソン彗星増光!の報を受け、急遽獅子ヶ鼻公園に遠征してきたときの写真です。
月没から薄明までわずか10分!という月夜でしたが、気がついたら、GENTAさん、yamatomoさん、H野LS15さん、ヨヲイチさんと、5人もの星猛者が集結し、楽しめました。
アイソン彗星も素晴らしい姿を見せてくれて、これまでは、こちらのラブジョイ彗星に遅れをとった姿しか見せてくれていませんでしたが、この日ばかりは、アイソン彗星の方が立派な姿を披露してくれました。
とはいえ、ラブ嬢、もといラブ女医さん(あれ?)も綺麗ですね!


2013.11.18
NewFD300mmF2.8L望遠レンズ EOS40D デジタル一眼レフカメラ 3分

11/19未明のラブジョイ彗星です。
幅広い黄色のダストの尾に、イオンテイル、緑色のコマと、大変彗星らしい姿をしていますね。
トリミングしてありますので、サンニッパの画角にはまだ収まっています。

ラブジョイ彗星は北にだいぶ移動してきて、今日はもうおおぐま座。
なら、ピント合わせはレグルスではなく、ミザールとアルコルで出すことにします。
これが二重星であることもあって、とてもピントがつかみやすくて良かったです。
昨日のガイドの流れは気になりましたが・・・こちらも問題なし。
すぐに撮影に入ります。

その間、車の中で、仮眠をとります。
結局、寒さと中途半端な時間であまり寝られないんですけどね・・
電気毛布が恋しいです。


2013.11.21
NewFD300mmF2.8L望遠レンズ EOS40D デジタル一眼レフカメラ 3分

11/21のラブジョイ彗星です。
ここ16日以来、アイソン彗星が急速に成長してきて、ラブジョイ彗星の方はすっかりと脇役になっていましたが、こちらも、
私を忘れてもらっては困るな!!とばかりに、とうとう、テイルがサンニッパの視野をはみ出してしまいました ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

こりゃ、今日も、ゆっくりとおねんねはお預けですね。
もっとも、布団に入ってから、21時半には寝て2時起きなので、睡眠の質は高いですから、ニワトリよりも、実は、疲れは少ないです(ニワトリは2時間おきの細切れ睡眠になりますから・・)

ただ、ちょっと、赤道儀の調子が悪くなったみたいで、ちょっとガイドが流れています。
先週のぼうらやさんのあたりから、何かオカシイんですよね、、、
今日は、自動導入もやや外れていたので、極軸か!?とも思ったのですが、、、うーん、北極星は間違ってなかったのは確認。
地面がやや不安定なので、多少は、機材重量で変わるのかもしれないが・・・
それにしても、3分を追えないというのは・・・アリエナイ・・・
EM-200では300mm3分は楽勝の部類なのに・・


 

北斗七星とラブジョイ彗星 2013.11.23

11/23のラブジョイ彗星です。<br>
アイソン彗星が昇ってくるまで、まずはラブジョイ彗星を撮影!固定撮影15秒でも、ちゃんとテイルが写ります!
フリーソフトウエアのディープスカイスタッカーでコンポジットしています。
積算処理は天体観測では当たり前のように行われます。デジカメ的にはマルチショットノイズリダクションなのですが・・・写真的にはNGなんでしょうかね・・?

ラブジョイ彗星、固定撮影25mm広角レンズ(フォーサーズフォーマットでは、標準レンズ相当ですが・・)でも、しっかりとテイルが写ります!
4時半頃に合流したH野LS15さんにも、ぜひこれは写すべき!とレクチャーして、最後はちゃんと撮影できたみたいです。

余り寝ていませんので、少し車の中で仮眠させていただいて、目覚まし時計をセット・・・
ま、目覚まし時計は鳴らすこともなく、目が覚めたというか、やっぱり電気毛布がないとちょっと寒くて安眠できませんね・・・


2013.12.01

NewFD300mmF2.8L 望遠レンズ フジ X-E1デジタルカメラ

12/2早朝の観測記です。

翌朝は、水星食があります。
どうしようか悩んだのですが、夕方の悪透明度と、本業が忙しいことから、遠征しての一晩中の撮影は、さすがにパスすることにしました。
と、なると夜明け前に行けば良い・・・

水星食は、潜入はここ中部地方では見られませんから、出現のみに絞れば、時刻は6時半!?
夜明けジャン!!
んー・・そうすると、出かけるついでに、ラブジョイ彗星をサンニッパ+デジタルカメラで撮影させることにしようかな?
透明度は悪いけれど、ラブジョイ彗星の様子を捉えるだけでも価値はありそうです。
予備に、E-620 デジタル一眼レフカメラを持っていくことにして・・

準備は、MT160は星を見る集いの後で、そのまま載せたまんまだから、デジタルカメラと、望遠レンズを載せれば準備完了かな?!

と、いう感じで、目覚まし時計は3時半にセット。
ちょっとギリギリ感はありますが、4時過ぎ着の、4時半に撮影開始で臨むことにしました。

目覚まし時計で起こされて早速準備です。
夕方はやや暖かかったので、油断していましたが、若干寒い。
いつもどおり、カイロのお世話になりつつ、冬場装備でスキーウエアを着こみます。

出発は3時45分頃になりました。
磐田市内の気温は5℃。やっぱり、夕方に比べると寒いなー・・などとのんきに考えていたら、獅子ヶ鼻公園の麓まで来るとかなり、ひんやり ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
気温は2℃まで下がっていました。

場所は、水星食を撮る為に、開けた茶畑の方へ。
ここで、まずは、サンニッパを構え、ラブジョイ彗星を狙います。

うぉー!かなり立派になっています!!
アイソン彗星は消滅してしまいましたが、ラブジョイ彗星は元気ですね。
透明度がイマイチ悪い中、良く写ってくれました。

サブのE-620は、いつもどおり、25mmパンケーキレンズを付けて・・っとああっ (゚д゚lll)
つ、ついカメラバッグに入れっぱなしになっていると思ったのですが、パンケーキレンズ、置いてきた〜 ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
ま、まあ、14-42mmがあるから、いいや・・・

北斗七星とラブジョイ彗星

2013.12.01
 オリンパスE-620 デジタル一眼レフカメラ Z.D 14-42ED F3.5開放 露出15秒×4コマ@ISO3200


2013.12.5
NewFD300mmF2.8L望遠レンズ フジX-E1 デジタルカメラ 

アイソン彗星消滅で、ヤル気も消滅・・・
なんて、いつまでも言ってられないですね。
せっかくの新月期。お天気は比較的良好です。

実は、12/5未明にも、ラブジョイ彗星追撃をかけてきました。
夕方は透明度も悪く、カスんだ空でしたが、比較的温暖な感じ。
気合は入りませんが、ラブ嬢は撮りたいかなー・・
アイソン亡き、今、一番輝いているのがラブ女医さんです?
目覚まし時計をかけて3時半に、起きて、獅子ヶ鼻公園の近くの茶畑へ!
しかし、磐田市内は6℃あった気温が茶畑付近では2℃まで低下、さ、さぶー((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
おまけに、この茶畑に来るとなぜか、お腹の調子が悪くなります・・・ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
な、なんでぇ・・と思いつつ、気合で乗り切りました。
5時前くらいに、ちょっと離れたところにカップルが来たらしく、すごいキレー!!と女の子の歓声と、得意げな男の子の声が。
でも、彗星は見つけられなかったみたい。こちらは、笠井の10×60双眼鏡を持ってきていましたので、近くまで来てくれれば、ちょっと見せてもいいかなーなんて思いましたが、逆にこっちからノコノコ出て行って邪魔しても、ねぇ・・?(^^ゞ
やっぱりというか、この寒さなので、5分も経たないうちに撤収したみたいです。
こちらも、電気毛布が恋しい・・さすがに毛布一丁では安眠できませんね。


ラブジョイ彗星のイオンテイルの変化  フジ X-E1 デジタルカメラ キヤノン NewFD300mmF2.8L 開放
露出3分@ISO800 で撮影した画像をビデオ化
12/5未明のラブジョイ彗星は、非常に活動的でイオンテイルがみるみる変化していきました。
自宅から撮影できないことと、アイソン彗星消滅のショックもあり、連日撮影はしていませんでしたが、幸いにも、ちょうどタイミング良く、撮影した時にイオンテイル撹乱が起こっていてラッキーでした。
2013.12.07
シグマ180mmF3.5 望遠レンズ EOS40D デジタル一眼レフカメラ 

本日、12/8未明は、朝方にやはり茶畑に行って追撃するつもりでした。
目覚まし時計を3時半にセットして、寝ます。
3時半に、起きて、機材を車に積み込み。
行くぜ〜
気温は磐田市内6℃で、獅子ヶ鼻公園でも5℃と割りと温暖です。
獅子ヶ鼻にH野LS15さんもいらっしゃるかなーと思いましたが、彼は南駐車場に止めることが多いので、今日はいませんでした。

茶畑に行ってみると、なんと!先約が!!車が止まっているではありませんか!!(;゚Д゚)
なんと、ミュートンさんが撮影に来られていました!

やぁ、奇遇ですねー!
と、声をかけたら、
何いってんの!メール送ったジャン!! 
あ、、ほんとだ・・・ (^^ゞ

なんて、やりとりしながら、こちらも、いそいそと準備します。

実は、来る途中で、あ、双眼鏡忘れたー・・と思っていたのですが、ミュートンさんがいらっしゃるなら、フジノンの10×70双眼鏡を見せて頂けます (∩´∀`)∩ワーイ

ミュートンさんによると獅子ヶ鼻公園にも、望遠鏡を出されている方がいたそうです。
屈折望遠鏡をお使いだったとか。
帰宅時、北駐車場に車がありましたが・・
望遠鏡はすでにありませんでしたので、途中立ち寄ることもなく帰宅してしまいました。
もし、またご一緒する機会がありましたら、ぜひお話してみたいものです。
仲間が増えるのは大歓迎!ですからねー。

かんむり座とラブ嬢彗星  オリンパスE-620 デジタル一眼レフカメラ Z.D25mmF2.8開放 15秒×16コマ

固定撮影したかんむり座とラブジョイ彗星です。デジタルカメラだと、固定撮影でも、綺麗に彗星を描出できます。
出かける途中で雲が気になりましたが、ご覧の通り、なんとかラブジョイ彗星付近は雲にさらされずに済んだ様です。
ミュートンさんも、電源周りで苦戦を強いられていたものの、タムロン328で見事な彗星画像を撮られていました。
タキさんともメールでやりとりしているようで、タキさんは、あれー?飲み過ぎて撃沈でつか?
昨日のボクみたい・・・ (^^ゞ
や、まあ、タキさん達は50cm反射望遠鏡で星空を満喫されていたようで・・・
ボクもいつかご一緒したい・・・っつーか、50cmで撮影させてぇ〜(←マジ ^^;)
見せてもらおうか、50cmの性能とやらを(CV 池田秀一さんで)
うーん、でも、日本国内のシーイングで、これ以上の口径が本当に威力を発揮するのかどうかは知っておきたい気がします。
また、出かける時は誘ってねー、タキさん!

夜明け前に、アイソン彗星の亡骸を撮影すべく、望遠鏡を向けましたが、雲の向こうでした (。・ω・。)
もっとも、SOHOの画像を見る限り、とても、地球から写せる代物ではないと考えていますが・・・
どなたか、撮影に成功された方は居られるのでしょうか?

ミュートンさんからEL板をお借りしてフラットを撮影して、お腹がかなーりヤヴァイ状態でしたので、ミュートンさんにはスミマセンでしたが一足早く帰路につきました。
な、なんか、ここに来ると毎回、もよおすんですよね (^-^;)
慌てて帰路について、保て〜俺のお腹!30、いや20分の我慢だー?
やばかった・・・あと一歩遅かったら、殺れれてましたよ(人生的に)
なーんか、茶畑とは相性悪く?いっつもこんな感じでつ (; ̄ー ̄川 アセアセ
2013.12.27

こと座とラブ嬢彗星  オリンパスE-620 デジタル一眼レフカメラ Z.D25mmF2.8開放 15秒×16コマ

12/28未明のラブジョイ彗星です。

ラブジョイ彗星も一時期に比べれば地球から遠ざかり、小さくなりましたが、まだまだ、換算50mmの標準レンズでも、尾を伸ばした彗星らしい姿に捉えることができますね。
左側に写っているのは、こと座です。低空にある七夕の織姫星、最初は地上の光源だとばかり思っていて、気が付きませんでしたが、この写真を撮ることには、あ、織姫星かぁ・・・と気がついて、構図に入れました。
ちょうど、昇ってきたこと座の全景が入りました。

2013.12.27

NewFD300mmF2.8L望遠レンズ フジX-E1デジタルカメラ 

金曜日は仕事納め。
いやー、忙しい1年でした。
しかし、前にも書いたかもしれませんが、忙しければ忙しいほど、気が張りますから・・
気がつけば、フォトコンテスト入選数も過去最多だったという。いやー、ほんと我ながら頑張ったなあ。。

さて、12/27は朝方まで雨が降っていたこともあり、あまり撮影したいという気分ではなかったのですが、仕事からの帰宅時に、ニワトリで、撮影したい対象を思いついてしまったので、俄然ヤル気が出てきたんですけどね。

しか〜し、生憎と風が強く、まともな撮影ができませんでした ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!


さて、この風では、撮影を続行しても意味がないだろうと、方針を転換。
夜半から、ラブジョイ彗星の撮影にでかけることにします。この彗星は、12/7にミュートンさんと観測して以来、撮影できていませんでした。
月はありますが、目覚まし時計を3時にセットして、出かけることにします。
電気毛布が使えるぼうらやさんの方が楽ではありますが、夜明けのワンポイント遠征ですからね・・・
時間がかからない獅子ヶ鼻公園近くの茶畑に出向きます。

目覚まし時計で3時起きでしたが、準備を全くしていません。
カメラは、デジタル一眼レフカメラのE-620を持っていくとして、メインは、小さくなっていそうなので、180mmF3.,5+EOS40Dはまあ、いいか・・・
NewFD300mmF2.8L 1本に絞って、デジタルカメラX-E1を使うことにします。
機材一式を積み込んで、3時38分。出発です。
気温は磐田市内でも、2℃!

茶畑には4時頃に着いたと思います。気温は車の温度計では0℃ですが、もう少し寒かったのでは・・と思います。
機材を早速、組み立てです。北極星を入れるのにやや手間取りましたが、4時半にはなんとか合わせられました。いやー、やっぱり、間が空いてしまうと、準備に思わぬ手こずりが出てきますね。

やはり、一時期に比べれば、小さく、淡くなったかな・・
それでも、黄色いダストテイルにイオンテイル、シアングリーンのコマと、典型的ではあるものの彗星らしい姿を披露してくれています。

電気毛布はなくとも、寝不足気味、疲れ気味だったので、毛布1枚で車の中で少し寝ていたのですが、またまた金縛りにあい、どーも、夢見も良くなかったです (´-ω-`)
まあ、おかげで、ちょうど6時17分頃に起きましたので、フラットを撮影して、6時40分には茶畑を撤収しました。
それにしても、さすがに夜が長いですね。

ニワトリは残念な結果でしたが、まあ、ラブジョイ彗星は撮影できたので、ヨシとしましょう。
まあ、こちらも、若干、ピンぼけなのか、それとも低空だからか?ちょっと星像が甘いのですが・・・
撮れただけでもヨシかな。

ワンポイントでしたが、久々の遠征まで行って、満足♪
でも、作品にはならないなぁー・・


2013.12.30

MIZAR13cm反射望遠鏡 Teleskopコマコレクタ  ST10XME冷却CCDカメラ 

昨日から、実家に戻ってきています。
でも、せっかくの新月期なので・・
と、いうわけで、比較的お手軽セットながら、望遠鏡も持ってきたよ (^O^)

カメラはST10XMEを持って来ました。
実家のベランダは結構広いので、とても助かります。
いずれ家を建て替えるときは、こういう感じで、撮影できるスペースが欲しいなぁ・・

さて、北極星はベランダからは見られませんので、ドリフト法であわせていくことにします。
基本的には、南中付近の星で、東西方向を、北東方向の星で高度方向を調整していく分けですが・・・
北極星が見えないってことは、北の空が見えないってことじゃんね・・・ε=( ̄。 ̄;)フゥ.
じゃあどうするのかというと、
5年程まえに、ベランダGPDさんから、教わった方法、
高度方向は、普段の撮影地であわせた高さにしておけば問題ない!
この方法を採用することにしてから、実は安定して撮影できていたりします (^^ゞ

あとは左右方向、のみ合わせれば良いのですが、ドリフト法は合ってくると様子見の時間が長くなり、ちょっと面倒です。
この部分も、3,4年ほどまえに、階段男さんから、
ガイドケーブルをつながずに、ガイドソフト(今回はCCDSoft)を走らせて移動方向の数値を見れば、すぐに傾向が掴める!!
と、いう方法を採ることで、ものの15分ほどで、ほぼ満足がいく極軸精度が出せてしまいました。

いや、もう、ほんと、ブログでお世話になっているみなさんのおかげで、とても助かってます。感謝!m(__)m

さて、あとは適当に銀河巡りをさせて、目覚まし時計で細切れ睡眠・・
ST10XMEのセルフガイド、とても画期的な方法であったとは思うのですが、薄型オフアキシスが普及した昨今では、やはり少々、面倒です。Bフィルタで消えるガイド星・・・・(゚-゚;)ウーン
なかなかに参ります。真剣に使うにはガイド星の事前調査をしておく必要がありますが、今回はお手軽撮影が目的ですしねぇ・・・
いくつか、南天低めの系外銀河を撮影させましたが、シーイングが悪いせいもあってか、ぼけっぼけ・・
ひょっとしたら、TeleSkopコマコレクタのバックフォーカスが長すぎて星がシャープではないのかも。
接続構成、間違えた・・と気がついたのは片付ける時なんですけどね・・・(^^ゞ
ガイドエラーも若干発生しているのですが、、、
自動導入精度は良好なので、どうも極軸ではなく、バランス等の問題な気がします・・・

5時に、目覚まし時計をセット。
やはり、実家ベランダからはなんとか撮影できる位置にラブジョイ彗星がいます!
ベガを基準星として、自動導入!
構図は悪かったけれど(縦構図が正解だったか・・!)、なんとか撮影できたと思います ( ´ー`)フゥー...
ダーク取得し忘れたので、ダークなしで簡易的に処理しました。(まぁ、再処理するかと言われればびみょーですけど・・^^;)
これで、今回の目的は達成、彗星で撮影納めできました。

それにしても、さすがに首都圏は星が見えませんね・・・
いつぞやの様にオリオンの三つ星が見えなかったことから考えると、透明度は良い方でしょうが・・・
さすがに、デジタル一眼レフカメラのテストは無理そうだなぁ・・・
オフアキも一部パーツ、持ってき忘れたし、、(せっかくなので、同焦点調整だけやろうかと思っていたのです・・・)

さて、2013年も、今日でお終いですね。
今年も一年、お世話になりました。
よいお年を!


2014.1.1

MIZAR13cm反射望遠鏡 Teleskopコマコレクタ  ST10XME冷却CCDカメラ 

みなさん、お正月はいかがお過ごしでしょうか?
とりあえず、こちらは親戚と美味しいお酒を飲んで、お正月満喫中ですが、撮影もやってます (`・ω・´)ゞ

1/2未明のラブジョイ彗星です。天気に恵まれて、早速、撮影初めとなりました。
この彗星を撮りたかった為だけに、機材にミザール13cm反射を持ってきました。
小宇宙巡りも行いましたが、それにはMT160の方が適任ですが、この彗星の為に、少しでも視界が広いことと、F5.3の明るさを買って、こちらの機材を持ってきました。
カメラは前述した様に、デジタル一眼レフカメラE-620と、フジのデジタルカメラ、X-E1も持ってきてはいるのですが、とても使おうとは思えない星空です。固定撮影すら・・・やろうという気力がでません、、、

オリオン座の三ツ星すら、19時の段階では裸眼で確認できず、寂しい星空です。一応、天頂付近なら、3等星程度は見えているみたいですが・・・
さすが首都圏の光害は半端ない・・
いかな、超高感度の冷却CCDカメラといえども、これは厳しい・・

この写真も背景ムラ補正から始まってなんだかんだで、5時間も費やしたにも関わらず、一部ムラが取りきれず、色がアヤシイです、、、

多分、これがこの彗星の最後の撮影となるでしょう・・
11月からの彗星祭りも、これで一段落かな、、

明日からは嫁はんの実家に行ってきます。




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