その軌道からも、発見当時の明るさからも、約束された大彗星として期待されていましたが、実際には、当初推定されていたよりも小さな彗星で、光度が伸び悩み、近日点通過時に、消滅してしまいました・・・
アイソン彗星です。近日点通過までちょうど2ヶ月前です。まだまだ彗星はとても小さいですが、幅広いダストテイルが出ています。
今後に期待!
2013.10.09
イプシロン200 アストログラフ望遠鏡 800mm F4 フジ X-E1 デジタルカメラ
露出5分×5コマ ISO400設定
久しぶりに晴天に恵まれました。
ただ、夕方17時頃まで雨が降っていたし、夜、帰宅するときも曇っていたのはともかくとして、暑さで途中、霧が出ていたんですね。
こりゃ、GPV予報では、夜半から晴れそうですが、、、撮影に出るのは無理だなぁー・・・
帰宅後、CMのやられてなくても、やり返す(笑)に釣られて、リーガル・ハイをなんとなぁーく見たのですが、そろそろ寝るかなぁーと思って、ふと窓から空を見てみたら、なんだか、すっごく良い天気・・・!!
さすがに天の川は自宅から見えませんが、裸眼でも、二重星団は見える気がします。一応、双眼鏡で確認もしたので、間違いない。透明度、良さそうです。
そうすると、俄然ヤル気が出てきます!
台風がいるから、気流は乱れているだろうと判断・・
あとかなり湿度も高いというか、雨で、庭先も濡れたまんまです。
カメラは・・・この濡れた地面に冷却CCDカメラを出す勇気はなく・・・
かといって、シンプルなCCDビデオカメラでは、シンチレーションが悪いのではないか・・?
撮りたい被写体は・・・?と自問すると、答えは、やっぱり彗星です。
夜明け前のアイソン彗星を撮っておきたいです。
そうすると、カメラはデジカメを使うとして、望遠鏡は・・・
イプシロン200,使ってみようか・・・
と、思いたち、準備開始。
ただ、光軸が狂ったまんまになっていますから・・・夜中の0時も過ぎているというのに、室内で光軸調整から始めました。嫁はんも呆れ顔でしたよ、、(;゚Д゚)
撮影開始できたのは、1時半を回っていました。
明日は、お仕事・・・キビシイなぁ・・。
アイソン彗星を薄明ギリギリですが、導入して、あとはまた5時に目覚まし時計をセット。
5時起きで、フラットを撮影させます。
やー・・睡眠時間、超少ない上に細切れで、良く寝られませんでしたが・・・
でも、久々の撮影で、満足でした〜
イプシロンの良さも、ほんと感じたなぁ・・
オライオンとはやっぱり違いますね。MT160と比べると、やはりその明るさの威力もまた感じさせてくれます。
ちなみに、光軸はあと一歩!という感じでしたが、それでも、個人的には割りと満足いくレベルでした。
彗星は、ようやくコマが出てきてくれて、彗星らしくなってきました。でも、まだまだ小さいです。
2013.11.07
イプシロン200 アストログラフ望遠鏡 800mm F4 フジ X-E1 デジタルカメラ
露出5分×5コマ ISO400設定
11/7は、雨上がり。昼過ぎ15時頃まで雨が降っていて、正直、出かけたい天気ではなかったのですが・・・
この日を逃すと、次に彗星を撮影できるのは、何時になるのか判りません。
やっぱり、せっかくなら、ワンショットカラーで撮りたい!
自宅庭からは、光害がキビシイので、この透明度では、さすがに、デジタルカメラでは、無理があります。
仕方ない、出かけてくるかぁ・・・と重たい腰を上げて、遠征の準備をして、獅子ヶ鼻公園に出かけてきました!
透明度は悪く、カスんだ空でしたが、晴れてはくれています。
撮影開始したら、あとは、目覚まし時計をセットして、車の中で寝ます。
明日は仕事ですからね。
細切れ睡眠になってしまいますが、、、
おまけに、金縛りにかかったりするし。
金縛り、夢なのはわかっているんですが(超リアルなんですが、車中泊しているのに、ベッドで金縛りにかかっていたので、夢だと判ったよ、、)、慣れたとはいえ、やっぱりちょっと、体力消耗する感じだし、、
3時に目覚まし時計で起きて、アイソン彗星に!
それにしても、アイソン彗星もかなり東に低くなってきました。
それ以上に、エンケ彗星が低空でびっくりしましたよ。
前回の感触だと、ラブジョイ→アイソン→エンケ→リニア彗星の順番で撮ればいいや、と思っていたのですが、こりゃ、今回はリニア彗星→エンケ彗星と順番を入れ替える必要がありますね。
おまけに薄明との時間との勝負です、、、( ̄ヘ ̄;)ウーン
こりゃ、寝る暇ないジャン・・・orz
とはいえ、まだまだ睡眠時間が足りてないのは確かなので、目覚まし時計をこまめにかけて、少しでも睡眠をとることにしました。
風があったおかげか、心配していた結露は無し。機材びっしょりにならなくて良かったです。
5時57分、獅子ヶ鼻公園を後にしました。
うーん、夜が長くなりましたね、帰宅してから一寝入りできないや・・(´・ω・`)ショボーン
肝心のアイソン彗星は、11月に入ったというのに、まだまだ小さいですねー・・・ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
でも、細いテイルを伸ばしていて、こちらも、また彗星らしい姿をしていてくれています。
コマのシアンがかった色彩が綺麗です。
テイルも緑味を帯びているのはやや不思議な気もしますが・・・
アイソン彗星です。今月末に近日点通過というのに、未だに小さい印象です。
同時期、同光学系で撮影したラブジョイ彗星に比べると、やや失望の感が否めませんが・・・
近日点通過距離が非常に近いので、やはり太陽を回ってからの大化けに期待でしょうか!!?
2013.11.16未明
NewFD300mmF2.8L望遠レンズ EOS40D デジタル一眼レフカメラ
アイソン像光の報を受け、再び獅子ヶ鼻公園に出撃してきましたッ!!
やー、ホントは、ちょっと風邪気味で、昨日なんか熱っぽかったし、月もあるし、で、本当は今月のアイソン彗星撮影は完了!と思っていたのですが・・・
こもロハスさんの、アイソン最新情報を拝見して、いてもたっても居られなくなり、体調不良なぞ、吹っ飛び、アイソン追撃に出撃したのでした。
0時に目覚まし時計で起こされて、それから忘れ物チェックをして、コーヒー一杯飲んでから、0時31分。出撃です!!
気温は7℃。週末は平年並に戻るということでしたが、寒いですね。・・ってか、11月ってこんなものかも (;゚Д゚)
武器はもちろん、アトミックバズー・・もとい、大砲、NewFD300mmF2,8Lです!!
NewFD300mmF2.8L オリンパスE-620 デジタル一眼レフカメラ Z.D25mmF2.8にてパチリ
本当は、GENESIS SDFと、FC-50ガイド鏡、それと、このNewFD300mmF2.8Lを搭載して、フローライトクリスタル光学系トリオで、撮影する予定でしたが、、、、
月と雲・・・ガ━━(;゚Д゚)━━ン!! オリンパスE-620 デジタル一眼レフカメラ Z.D25mmF2.8にて
現地に到着した1時には、この様に暗雲立ち込めていました。
到着したときには、すでに、GENTAさんがいらしゃっていて、なんでも、お仕事が近くでやっていたので、仕事後に駆けつけたとのこと。
しかし、このお天気では・・・orz
出てくる時は晴れていたんですけどねえ・・・
すこし、GENTAさんと天文談議してから(T-Fixさんが見事な天狗星雲撮影していたよ、とか、今年はマジで晴れないねぇ・・とか)、とりあえず、お互い、疲れ気味でしたので、車の中で仮眠をとることにしました。
ボクの方は、21時半から0時まで寝ていたこともあり、あまり寝られません・・・
雲は、ときどき、切れるが、またすぐに、覆われてしまう・・・
GPV予報では明け方こそ、雲量が増えましたが、3時くらいまでは良かったハズなのに・・・と、思っていたら、雲の切れ目が多くなってきました。
時刻は2時半過ぎ・・
さしあたり、当初のフローライトクリスタル三兄弟での撮影は諦めるとして(兄弟も何も、メーカは、テレビュー・タカハシ・キヤノンとじぇんじぇん違うワケですが)、雲の切れ間からでも、撮影しようと、NFD328でノータッチガイドと方針転換。戦況に応じて、柔軟に対処しないと、生き残れませんからね・・
雲の切れ間を見計らって、極軸合わせ。雲が出たり入ったりするのでなかなかやり難い・・・
それでも、ようやく合わせられたので、次に、ミザールを入れて、アライメント・・・
雲の向こうですが、ラブジョイ彗星に向ける・・
そうそう、今回、カメラは、EOS40D デジタル一眼レフカメラを使いました。
理由はNFD328では、ミラーレスデジタルカメラ、X-E1では、リング構成があと一歩、バックフォーカスを詰めたい(星像が若干、周方向に歪む)のですが、EOS接続構成では、ほぼ完璧な状態になっているからです。
まあ、本来は、GENESIS SDF屈折望遠鏡+X-E1デジタルカメラ、FC-50+ASI120MM CMOSビデオカメラ(ガイド用)、ガイドマウント+NFD300mmF2.8L+EOS40Dデジタル一眼レフカメラで、2台同時撮影を目論んでいたのですが・・・
NFD328だとピントがやや不安なのとシャープネスの問題がややあったので、GENESISも併用したかったんですよね・・
ま、そうはいっても、それに固執していたら、こんな晴れたり曇ったりの状況では撮影できませんからね。
戦局に応じて対応せねば・・っと、NFD 1本に絞ったのですが・・・
3時頃に、ピーカンになっちゃったよ!! ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
ピーカンになる前に、GENTAさんを起こして、自分の方もまずはラブジョイ彗星から撮影開始!!
いやー、まさかここまで晴れるとは・・・ (;゚Д゚)
GENTAさんはminiBORGです。手軽な装備、正解だと思います。
久々だから、大丈夫かなぁ・・といいつつも、準備も順調に行ったみたいです。
自分の方は、ノータッチガイド撮影としてしまった為、ちょっと手持ち無沙汰・・
双眼鏡、持ってくるつもりでいたら、忘れてきちゃったんですよね・・
と、思っていたら、H野LS15さんも来てくれました!!(∩´∀`)∩ワーイ
さっそく、愛用のNikonの10×70双眼鏡を見せて頂きます。
久々に見させていただくと、星像のシャープさと立体感に、とても感動!
ラブジョイ彗星も、ほのかなエメラルドグリーンに染まって、短いテイルが見られました。
ただ、位置が難しく、H野LS15さんは見つけられなかったみたい・・?
4時頃に、yamatomoさんもいらっしゃいました。
yamatomoさんは、EOS KissDX2 冷却改造デジタル一眼レフカメラに、自作ポータブル赤道儀、サムヤン85mmのセットでの参戦でした!
ただ、アイソン彗星は構図決めている最中に曇られたそうで、残念でした・・・
その直後に、ヨヲイチさんも来てくれました!
タスコの25×100双眼鏡を入手したそうで、これで見たアイソン彗星は感動そのもの!!
エメラルドグリーンのコマから、明らかに視野をはみ出すほどのテイルが伸びています!!!
いやー、素晴らしいものを見せて頂きありがとうございました。
ヨヲイチさんも仰っていましたが、コマがやや縦に伸びているのが少し気になりますね。
分裂したのでなければ良いのですが・・(分裂しても生き残ってくれれば云う事なしですが・・)
H野LS15さんは、初めて彗星を見た!とのことで、満足して帰路につかれました。
アイソン彗星も、ラブジョイ彗星も、これからが本番ですから、存分に楽しんでくださいネ!
2013.11.16未明
アイソン彗星 固定撮影 オリンパスE-620 デジタル一眼レフカメラ Z.D25mmF2.8にて13秒×13コマ コンポジット@ISO3200
固定撮影、25mmでも、テイルが伸びている様子が見られるようになってきました!!
ば、バケラッタ !?(〃゜口゜)!?
この調子で、あともう一歩、化けてくれれば・・・(゚A゚;)ゴクリ
いずれにしても、近日点通過が楽しみになってきましたね!!
2013.11.16 雲間のアイソン
NewFD300mmF2.8L望遠レンズ EOS40D デジタル一眼レフカメラ
月が沈んで薄明開始までわずか10分の晴れ間に期待したわけですが、夜明け前に曇ってきてしまいました。
しかし、しかし!しかしッ!!
な、なんじゃこりゃー!!この前までと全然違うよッ!!!
アイソン、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
月没から、薄明開始まで、わずか10分しかありませんでしたが、その10分に全てを賭けて出撃してきたかいがありました!!
気がついたら、獅子ヶ鼻公園には、5人もの同士が集まりました。
GENTAさん曰く『久々の集結だったな・・。次は新月期に集結したいね!』
いやー、でも、ほんと、わずか10分、GPV予報も決して良くなく、実際のお天気もそれに輪をかけるかのように、悪かったのですが、粘って待っていたかいがありました!!
次は、新月期に、みんなで集まってやりたいですねー
さて、片付け終わって、6時前。獅子ヶ鼻公園を後にしました。
アイソン彗星、あとは太陽を無事、生き残って回ってきてくれれば・・!!
ヘール・ボップ彗星以来、15年ぶりの北半球での大彗星となってくるでしょうか!!!?
楽しみですね!!
2013.11.17未明
NewFD300mmF2.8L望遠レンズ フジ X-E1デジタルカメラ 1分×3コマ
ほぼ満月の月明かりの中、アイソン彗星撮影の為に、ぼうらやさんに、GENTAさん、ミュートンさん、ヨヲイチさんが集結しました。
ちょっとうろ覚えですが、確か、夜半頃から出かけていったと思いました。
しかし、残念ながら、肝心のアイソン彗星が昇って来る頃に西から雲が・・ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
それでも、なんとか、3コマだけ写っていました。
テイルの様子が昨日と違ってやや大人しめの様な気がしますが、何分、雲間からの撮影である為、なんとも言えません・・・
バーストが一時的なものではなかったと思いたいところですが・・・
ST8300Mでも撮影させていましたが、そちらの方では、もう少し、昨晩の印象を残した画像になっていた様に思います。
2013.11.17未明
GENESIS SDF 望遠屈折望遠鏡 with レデューサ ST8300M 冷却CCDカメラ 1分×12コマ
まぁ、雲間からの撮影には変わりないワケですが・・・
昨日見た、幅広いテイルなどは健在の様です。
この日は、風も強く、おまけに湿度も高く、いろいろと参りました・・・(;´д`)トホホ…
事の顛末は、また後日にでも・・・
とにかく、つかれました、、、
すげーねみー・・・・。(つ∀-)オヤスミー
とりあえず、やっぱり会損な1日でした・・・orz
2013.11.18
NewFD300mmF2.8L望遠レンズ フジ X-E1デジタルカメラ
19日未明のアイソン彗星です。左上にある星はスピカ。露出は2分だったと思ったけれど、3分だったかなぁ・・カブリを懸念して落としたとおもったのだけど・・また処理したら確認してみます。
場所はぼうらやさんではないので、電気毛布は使えませんが、どのみち月が出ていたので、夜討ち朝駆けで、夜明け前に撮影してきました。
画面全体が黄色っぽいのは、すでに薄明が始まっているからだと思います。
この日の撮影ポイントは、前回の獅子ヶ鼻公園遠征の帰りに探した場所で、見晴らしが良く、これなら、まだまだ追跡できそうです。
月光にも負けず、伸ばした見事なテイルが素晴らしいです。
サンニッパでは、すでに、収まり切れないのですが・・・・構造描写も考えると短くしたくはないしなー・・
かといって、望遠レンズ2台並列・・は、平日だとちょっとキッツイなぁ・・
でも、やっぱり、それくらいやってのけるべきかしら・・・
パソコンは、安定のFMVを使いましたが、アップコンバーターで昇圧しているので、バッテリー的にも、機材構成的にもムダが多かったです。
今朝は、12V直結で動く、エンデバー使ってみました。透明度が悪かったので、ちょっとカブリが心配ですが・・
こんな姿を見せられてしまったら、月夜だから・・なんて言っていられませんね〜
イオンテイルのよじれっぷりも気になるし。
今晩も晴れそうなので、またまた夜討ち朝駆けで撮るだけ撮ってきます (`・ω・´)ゞ
2013.11.19
NewFD300mmF2.8L望遠レンズ フジ X-E1デジタルカメラ
夕方は曇でしたが、夜は晴れる予報です。
うーん、とりあえず、昨晩の画像を見てから考えよう・・と思って、試しに処理してみたら、
スピカを超えるなが〜い尾が!
こ、これは、寒いから〜、とか、平日だしなぁ・・とか、月夜だから、とか、言ってられませんね!
さしあたり、準備を整えて、22時半には寝ます・・
これで、4時間確保。
2時40分に目覚まし時計をかけて寝ます。
機材はほとんど車に乗せてあるので、昨晩よりは、時間がかからないだろう・・
目覚まし時計で起こされました。
さしあたり、コーヒーを一杯・・
なんてのんびり構えていたら、時刻は3時を回ってしまいました。 (^^ゞ
気温は、3℃。昨日よりも1℃気温が低い。
ベッドから見た透明度は良さそうに思いましたが・・・
昨日に比べるとやはり劣っている感じ。
初見の昨日とは違って、車もやややりやすいところに止めて、
撮影開始までは順調そのもの。
PCも、昇圧が必要なFMVノートではなく、エンデバーを使います。
どうも、やはりバスパワーが必要なカメラを繋ぐとオチる様ですが、今回の様にシリアル通信だけに限れば、なんとか12V直結で使えるみたい。
ST10XMEでも使えたので、このノートPCは、遠征でST10XMEを使う時用に決定かな・・
LodeStarとかGPUSBとかバスパワーを使う機材構成だとダメなようです。
ラブジョイ彗星を先ず撮る間、車の中で、仮眠をとります。
結局、寒さと中途半端な時間であまり寝られないんですけどね・・
電気毛布が恋しいです。
4時40分に目覚まし時計で起こされて、外にでてアイソン彗星へ!
アイソン彗星、、結構、低くなったなぁ・・
昨日は、火星探査機メイブンの噴射で撮れなかった(上の写真)、固定撮影でもアイソン彗星を狙うべく、
EOS40D デジタル一眼レフカメラに、Nikkor24mmF2.8を装着して、撮影開始。
露出は13秒、ISO1600にしましたが・・・
月明かりの中の広角撮影はやっぱり無理があるかもしれないなぁ・・( ´Д`)=3
ちょっと処理する気になれないほど、月光でカブってました・・orz
そういえば、EFマウントからのマウントコンバータでX-E1を取付けているので、基準星確認用デジタル一眼レフカメラは、必然的にEOS40に。オリンパス E-620の出番が最近ないなぁ・・ (; ̄ー ̄川 アセアセ
今日はもうエンケ彗星まで撮影する気力がありませんでしたので、
再び車の中へ。
うつら、うつらとしているうちに明るくなってきた・・!
フラットを撮影させて、撤収開始!
6時3分、帰途につきました。
天浜線には遭遇しましたが、なんとか踏切遮断前に、通過できました(^^)v
アイソン彗星は、テイルは長く伸びているものの、低空の光害や薄明などに邪魔されてしまい、テイルは、途中でかき消されてしまっているように思います・・・
うーん、180mmF3.5マクロ・・・出番なしでいいや (´・ω・`)ショボーン
2013.11.21
NewFD300mmF2.8L望遠レンズ フジ X-E1デジタルカメラ
いやー、さすがに、20日未明の撮影結果を見て、これはもう、低空過ぎて写りが悪くなる一方だから、
もういいかな〜
なんて、思っちゃったワケですが!
11/21未明の写真を即興処理してみたら、げげっ!せ、成長している!!!
さらに出来るようになったな!!アイソン!!
冗談ではない!!
さすが、サングレーザーですよね〜
こりゃ、油断できません。
こりゃ、今日も、ゆっくりとおねんねはお預けですね。
水星と彗星 2013.11.21
MicroNikkor105mmF4 望遠レンズ Canon EOS40D デジタル一眼レフカメラ
こちらは、MicroNikkor105mmF2.8とEOS 40Dにて。
エンケ彗星も同視野に捉えたかったのですが、地上の電線などにかかり捉えられませんでした。ずいぶんと、アイソン彗星も低空になってしまいましたね。
しかし、テイルを伸ばしており、見事な姿を見せてくれています。
2013.11.22
NewFD300mmF2.8L望遠レンズ フジ X-E1デジタルカメラ
23日未明のアイソン彗星です!
さらに明るくなってるよ!!
デジカメ背面液晶でもリアルタイムで見えました。
肉眼でもなんとなあく見えていた気がします!
双眼鏡を持って行かなかったのを激しく後悔。
薄明の中、いつまでも、デジカメ背面液晶では見えていました。
パンスターズ彗星と同じくらい。
2等台に載ったのではないでしょうか!?
いやー、サングレーザー、恐るべし!!!
2013.11.22
MicroNikkor105mmF4 望遠レンズ Canon EOS40D デジタル一眼レフカメラ
105mm望遠レンズで撮影したアイソン彗星です。薄明の中での短時間露光で、厳しい条件でしたが、105mmレンズの短辺を超えるくらいテイルを伸ばしてくれていました!!
これは、近日点通過後が楽しみな姿です!!
楽しくなってきました〜!!
この日は、金曜日晩だったこともあり、まずはセッティングを行って、それから、3時45分に待ち合わせたH野LS15さんを獅子ヶ鼻公園に迎えに行きました。
茶畑に到着したあとは、しばらく、走り屋さんが、ドリフトやってたらしく、ちょっと五月蠅かったのですが、迎えに行く頃にはいなくなりました。
獅子ヶ鼻公園から茶畑までは数分の距離ですから、空はいまいちなのですが、それでも、低空まで見通しが良く、また、この時期の透明度の高さ、そしてなにより、成長し、明るくなったアイソン彗星のおかげで、良く見えました。
H野LS15さんも双眼鏡で明るくなってもいつまでも見えている・・!!と感動していたようです。
2013.11.23
NewFD300mmF2.8L望遠レンズ フジ X-E1デジタルカメラ
昨晩は、ミュートンさんとH野LSさんとで、アイソン彗星を観測に行ってきました。
アイソン彗星は急激に、高度を下げていきますので、これが近日点通過前、最後の観測になると思われます。
実際、相当苦しいかもしれないと思っていましたが、昨日の撮影結果からは、観測可能であろうとの感触は得ておりました。
日に日に成長していくアイソン彗星・・・
追える限り、その姿は撮りたい!
と、いうわけで。
藤、ミュートンさんと夜中の1時半に獅子ヶ鼻公園で待ち合わせ。
実際には、ちょっと準備に手こずって、やや遅れて、1時40分過ぎに獅子ヶ鼻公園に到着です。
気温は4℃。昨晩よりは若干寒いです。
目的地は、獅子ヶ鼻公園から、少し先に行った見晴らしが良い処です。
ミュートンさんは、タムロン300mmF2.8望遠レンズをEM-10赤道儀に搭載し、アイソン彗星を迎え撃ちます!
未だ見ていないので、どうしても見たいとのこと。
フジノンの7cmの双眼鏡を持参して、待ち構えます。
フジノンの双眼鏡は、H野LS15さんのニコン10×70双眼鏡に負けず劣らず素晴らしい見え味で、ラブジョイ彗星のテイルが伸びている様子も、月夜に関わらずしっかりと確認できます。
これって、月が無かったら相当見えたんじゃないかなあ・・
こちらも機材を準備していきます。
昨晩の撮影結果から、エンケ彗星とアイソン彗星のランデブーの天文現象の撮影は諦め(できたら、撮りたかった・・・)、今回は、いつもと同じNewFD300mmF2.8L望遠レンズにX-E1デジタルカメラ、それに、シグマの180mmF3.5マクロの望遠レンズを持ってきました。
天体観測用途で使うのは、2007年のホームズ彗星の撮影観測以来でしょうか。
色収差は少ないのですが、ピントがシビアーでちょっと敬遠していた機材だったりします・・・
さて、時刻は5時。
いよいよ、アイソン彗星観測シフトです!!
まずはスピカに自動導入!
やっぱり、調子が悪いようで、導入精度は良くありません・・・ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
位置合わせを再度行って・・・
5時10分頃に昇ってきた水星に照準を定める・・・どまんなかに導入。うーん・・・悪くもないんだよな。
長距離移動ではダメ・・?Pモーションで1回転超えるレベルだとガイドもダメ・・・(・・?
極軸は今日も相当慎重に合わせてましたシ・・・
アイソン彗星が地上に顔を出した頃を見計らって自動導入・・
茶畑の中でしたッ
それでも、自動導入の精度を信じて(・・・外してるのに何を信じてるというのヨ・・と、ゆー意見は\(・_\) (/_・)/コッチニオイトイテ)、撮らせておきます。
昨日・一昨日は、肉眼(裸眼)でも確認できたアイソン彗星ですが、今日は見えないッ!!ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
双眼鏡を使っても見えないッ ガガ━━(;゚Д゚)━━ン!!!!
ミュートンさん曰く、こりゃ、もう消滅しちゃったんじゃないの・・ッ!?と悲鳴を上げてました・・・
昨日はあれだけ立派な姿を見せてくれたというのにっ・・(;゚Д゚)
しかし・・デジカメにはなんとか写っておりました。
薄明が進む中、低空に薄雲もあり、大変かすかな姿しか見せてくれませんでした・・(´;ω;`)ブワッ
こ、これは、消滅とは言わないまでも、崩壊しつつあって減光しているのでは・・・
低空にモヤがあったのは確かですが・・
まさか、このまま消えてしまうなんてことは・・・(;゚Д゚)
と、再処理してみました。
2013.11.23
NewFD300mmF2.8L望遠レンズ フジ X-E1デジタルカメラ
具体的には、背景のカブリの傾きをMaxImDLのFlattenBackGroundで補正しています。
どうやら、テイルは健在の様です。
心眼では、視野をはみ出して伸びている様にも見えます。
これなら、安心して近日点通過後を待てますね!?
いずれにしても、今朝は非常に低空で、モヤにも悩まされ、苦しい戦いを強いられました。
明日も撮影だけならば不可能ではないでしょうが・・・ロスタイムまで頑張ろうにも、お天気が下り坂。
どうやら、前半戦はこれで終了の様です。
あとは、夜明けに回ってくるアイソン彗星の姿に期待しつつ、まずは、11/29の白昼のアイソン彗星を捉えたいと考えています。
ミュートンさんの方も、無事、アイソン彗星を捉えておられ(ボクよりも上手く露出合わせてた感じがします)、H野LS15さんはアイソン彗星が双眼鏡で見えないことが不満だったようですが、それでも、デジカメでラブジョイ彗星の尾を撮影されていて満足して帰路につかれました。
ミュートンさんとは、もう少しいい場所が無いかと、少し辺りを散策してから、6時34分、帰路につきました。
うーん、低空の厳しさを改めて痛感させられた次第ですが、この経験は、アイソン彗星が回って顔を出す来月にも活かすというか、考えないといけませんね。
さしあたって、12/2の水星食は、当初はアイソン彗星で、観測どころではないッ!!と思っていましたが、やはり、MT160を持ちだして撮影しつつ、固定カメラでアイソン彗星の様子を伺う、というのが正しいスタイルではないかと思うようになりました。
アイソン彗星は太陽から急激に離れていきます。サングレーザーは1日違いで見える姿が大違いというのは、ここ数日で体験した通り(11/20はショボ、21は成長してきた、22,23日は凄っ!!)
やはり、12/3〜12/5が、決戦ではないかと思います。
その後は見やすい位置に彗星が来てくれるものの、言ってみれば、残りカスで光っているので・・・
天文ファンにはそれでも年末年始まで良い被写体であり続けると思いますが、本当に大彗星と呼べるアイソン彗星を体験するなら、やはり12月初めであろうと思いました。
ま、今回、低空のせいで、ちょっと残念な感じを味わっていますから・・・やはり12/6以降が天文ファンにとっては好機なのかなーと思ったりもします。
いずれにしても、この一大天文ショウ、楽しみたいですね!
っつーか、楽しませてくれ、アイソン!!
11月29日 アイソン彗星 近日点通過
夜、帰宅したら、すぐに準備して出かける予定だったのですが、
帰宅時、ちょうど雲が覆っていて、いきなり、気力がぽっきり折られました。
狙いは、翌朝、早朝のアイソン彗星です。
まあ、急いでいくこともないかぁ・・・
と、のんびりしていたら、こたつでいつのまにか寝てしまってました。
そうしたら、ねじりんぼさんから、お電話が。
アイソン彗星、見に行くなら、一緒に行きましょうか!?
と、いうありがたい申し出だったのですが、うーん、日中のアイソン彗星を捉える為には、危険防止の為に、減光対策が必要です。
その上、今回は太陽に近すぎる為に、明るさが-14等級にならないと捉えられないという話もありましたから、正直分が悪い・・
ねじりんぼさんのところから遠出して来て頂いても、無駄足になりそうな気がしましたので、また今度、機会があれば・・ということにしました。
ぼうらやさん、出来れば、食事も兼ねて、一度、昼間にみんなで行っても面白い気がします。
夜は、光害がイマイチ強いので、あんまりオススメではなかったりしますし・・(゚-゚;)ウーン
さて、、結局、ひとりぼっち。
イマイチやる気も出ないのですが、明日、AM休みをとってあるので、出かけることにします。
空は、いつの間にか雲もとれて、美しい星空が広がっています。
やるかぁ・・と重たい腰をあげて、準備を初めます。
フジのデジタルカメラ、X-E1、これがまたバッテリー充電をすっかりと忘れていました。
おまけに、純正バッテリー、どこかに無くしたみたいだし、、、茶畑に落としたかなー・・orz
あとは、ファインダー代わりに、一眼レフ機のオリンパスE-620、それと、EOS40Dも持っていきます。
ペンタミラー機だとファインダーの見えにやや不安があるので、ちょっと面倒ですが、2台の一眼レフ機を持っていくことにしました。
ガイド鏡と、ASI120MM CMOSビデオカメラもガイドカメラとして持っていきます。
あわよくば、CMOSビデオカメラで白昼のアイソン彗星を捉えることも考えていたのですが・・・ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
あとは、電気ケトルと、電気毛布、目覚まし時計、あとは朝飯のカップ麺と、スティックコーヒーも、を忘れずに・・っと。
なんだかんだで、ぼうらやさんだと、快適な遠征ライフが送れるのがありがたいです。
時刻は、0時43分。SOHO画像を拝見したら、ブルーミングしていたアイソン彗星の輝度が薄くなっているのが気になりましたが・・・
一抹の不安を覚えつつ、もともとダメもと、思い出撃する。
気温は5℃。ちょっと寒い。
途中、忘れ物に気がついて、一旦、引き換えす羽目に・・
あー・・・やる気、でなぃ・・(´・ω・`)
1時、再び仕切りなおして出撃。
ぼうらやさんに向かう。
ぼうらやさんに向かう途中で、車内が寒くなってきた・・
気温を見たら、1℃・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
うーん、軽く後悔しつつ、ぼうらやさんに到着すると、素晴らしい星空で、目が覚めました。
セッティングしているうちに月が。
思った以上に時間がかかったかな・・
何はともあれ、セッティングはそこそこ順調に進んだのですが、
北極星を入れるのに若干、手間取ったり、
自動導入装置Pyxisの時刻設定を忘れて←老朽化したせいか、電池を替えてもメモリしてくれなくなっているんです)、あらぬ方向に自動導入で向いて行ったり・・
GENESISだと、ファインダーが無いので、結構、致命的だったりします・・orz
まあ、若干、トラブルはあったものの、なんとか撮影開始です。
まずは、ネブスキー彗星を撮影させておきます。
ん・・っと、入ってはいると思うんだけどな。
フジのX-E1でもISO6400 30秒ではなんとなあく、これかな?という姿しか見えなかったのですが、なにしろ、もう眠い・・そのまま撮影させました。
目覚まし時計で、1時間後の3時半に起きて、今度はラブジョイ彗星に。
ラブジョイ彗星は明るく、立派になりましたね。
寒いなー、と思っていたら、電気毛布の裏表が逆だったよ、、( ´゚д゚`)
それから、目覚まし時計は6時前にセットしたのですが、これがまた、電気毛布のおかげで、超ぐっすり快眠していました。さすがに若干、寒かったですが・・
やー、気がついたら良い夜明けです。
フラットを撮影させつつ、次の準備・・
薄明の中、アークトゥルスを導入して、夜明けを待ちます。
この間、スマホでブログを見てみるとメーテルさんからアイソン彗星消滅のコメントが。慌てて、SOHO画像を見てみると、た、確かに、核が無い・・ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
あ、右下になんだか彗星っぽい滲んだ星が。
ひょっとして、テイルが切り離されて、こっちが本体かっ?とも思ったのですが、違ったみたいですね。
まあ、夜明けはもうすぐ。
撮影するだけしておこうと、GENESISに減光フィルターを取付け、アイソン彗星に!
やはり太陽が右上端に入ってます。
危なかった、ヘルメットがなければ即死だった・・みたいな (^^ゞ
フィルターが無ければ、目玉焼きでした。
いや、まあ、事前に当然、チェックしてましたが・・・
こういう危険性があるので、太陽は怖いです。
事前の準備と対策が無いといけませんね。
さて、X-E1で一応シャッター速度が1/4000秒まであるので、安心していた(マックノート彗星の時は、1/1000秒でしたから)のですが、なんと、露出オーバー!!
一応、眼視での確認(ムダでしょうが・・)も踏まえて、デジタル一眼レフカメラのE-620に換装します。
一応、眼視で見回しますが・・・見えません。
とりあえず、こちらも、ISO100に設定して、1/4000秒で撮影しましたが、やっぱり、サチってました・・orz
う、うーん、まさか1/4000秒でサチるとは思ってませんでした。
太陽近傍、やばいッスね・・・
口径を満たせるだけの大型減光フィルターが必要でした・・
それか後端にフィルタBOXを介して入れるか・・ですね・・
次回、サングレーザーが現れた時に活かしたいと思います。
冬月「消滅!?確かに、アイソン彗星が消滅したんだな?」
シゲル「はい、すべて確認しました。消滅です。」
ミサト「まいったわねー。」
マコト「上の管理部や調査部は大騒ぎ、総務部はパニクってましたよ!」
ミサト「で、原因は?」
リツコ「未だ分からず。手がかりはこの太陽衛星からの映像だけで、後は何も残ってないのよ。」
それにしても、アイソン彗星、残念ッ!!
あーあ、結局、今年の大彗星、期待していたのですが、半スターズに、会損で終わっちゃいましたね、、、
大彗星見たいなぁ・・・
また15年近く、、、待たされるのかしら・・・ ( ´Д`)=3