4P Faye彗星


短周期彗星、Faye彗星です。

2006.9.27

MT160反射望遠鏡 SXV-H9 L=5分×5 R=5分 G=5分 B=5分 

Faye彗星です。
短周期彗星ですが、テイルも長く伸び、彗星らしい姿を披露してくれています。
周期は約7.5年ほどで、前回帰時には、ST4で写してやろう!と思い、がんばってみたものの、結局捕まらず仕舞いでした。
ST4の異常に狭い視野(見かけ視界50°のアイピースを使ったとして、333倍の倍率で目標を導入しようとするのと同じくらいの視界しかない)だったこともあり、移動天体を補足するのは無理があったようです。
2時間近く探して、あきらめたと思いました。
さらにもう一回帰前となると、もう15年も前ということになりますが、このときは、このときで、33cmドブソニアンを振り回し、見えないものかと探した覚えがあります。
とはいえ、そこは4等星すらやっとの光害地。当然見つけることはかないませんでした。

あれから15年。
ようやくこの彗星をとらえることが出来たと思うと感慨深いものがあります。


2006.10.25

YFS-14sシュミットニュートン光学系 ST7Custom L=5分×7 R=5分×2 G=5分×2 B=5分×2 

前回撮影から一月ほど経ちました。今回は焦点距離500mmということを考えると彗星自体は大きくなっているのかもしれません。
が、すらりと伸びたダストテイルを持った姿は相変わらずです。

今回は、ST7ベースの代替機での撮像ですが、どうにもノイズが多く、いけません。
淡い被写体では明らかにS/Nを損ねてしまいます。困ったものです。






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