C/2003K4 LINEAR彗星


2004年夏に、まずまずの明るくなった彗星です。
期待されていた2大彗星の直後の彗星で、脱力感も手伝ってか?自分は余り撮影しませんでした。
2004.7.14
VISAC with AC2シンメトリカルレデューサ  ST7ME 1分×21

割合明るくなることが期待されているC/2003K4 LENEAR彗星です。
すでに彗星は見事なテイルを伸ばしているようで、これからが楽しみです。
西空は、自宅庭からでは、ちょうど、光害があったり、隣家の屋根に隠されたり等、撮影が厳しいのですが、透明度に恵まれ割合良く撮れました。

2004.8.13
MT160反射望遠鏡withレデューサ ST7ME 1分×20

見事なイオンテイルを伸ばすLINEA彗星、C/2003K4です。
今回は、空の暗い、山まで遠征しての撮像です。
前回から約一月振りの撮影となってしまいました。
これまでも撮影する機会がなかったわけではないのですが、EM-200をメンテナンスに出していたり、自宅からの撮影は厳しい夕空での撮影となることから、撮影していませんでした。
梅雨空のせいもあったとは思いますが・・・・

見事なイオンテイルを伸ばし、面白い被写体になってきました。
が、しかし。
自宅からでは、隣家が邪魔になって、撮影は厳しい状態です。
おまけに西空では光害がキツイのも辛いところです。

今回、操作ミスで、RGB画像のうち、B画像が保存されていませんでした。ガッカリ・・。


2004.11.20
MT160反射望遠鏡withレデューサ ST7Custom 2分×21 2×2 binning

夜明けの空に昇ってきたリニア彗星です。
アンチテイルが見事で、右に伸びるイオンテイルと、左に伸びるアンチテイルで見事な様相を呈しています。
今回、自分としては珍しく2×2ビニングを使っていますが、感度アップを狙ってというよりも、
少しでも撮影枚数を稼ぐため、転送速度向上による撮影枚数の向上を意図しています。

撮影回数は少なかったのですが、長期に渡って楽しませてくれた彗星でした。
2004年は本当に彗星の当たり年でした。

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