VS 冷却CCDカメラ 作例2


冷却CCDカメラとの比較の作例です。 といっても、S2PRO画像の方は、同じM81M82画像ですが・・・
R200SS 焦点距離800mm F4  露出10分×3+5分
Vixen FL-80S with Reducer 焦点距離448mm ST7Custom L=5分×6 RGB=各2分×3

今回は、冷却CCDカメラの方は、S2PROによるものよりもずっと短く、口径も小さい、FL-80Sを使っています。
焦点距離は僅か、448mm。口径もR200SSよりもずっと小さい8cmです。
F値は5.6となるため、R200SSに比べれば一絞り分暗く、つまり教科書的にいえば、2倍の露出をかける必要があります。
ところが出来上がった結果を見れば、淡い部分は冷却CCDカメラの方が上であることもさることながら、
星雲の解像力も、焦点距離がずっと短いにも関わらず、冷却CCDカメラによるものの方が同等もしくはそれ以上であることが判るかと思います。

デジタル一眼レフによる天体写真が全盛ですが、やはりより美しい映像を求めていくならば、冷却CCDカメラを使うことをお勧めしたいところです。

もちろん、デジタル一眼を追求して打倒冷却CCDカメラ!!というのも面白いと思います。

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