NGC2237 ばら星雲

GENESIS SDF屈折望遠鏡 with NPR-1073 レデューサ X-E1 10分×3枚 5×5ソフトビニング
                                    

ばら星雲です。X-E1は、FinePixS3Pro以降の、分光感度特性を引き継いでいるようで、対Hα線に対しても、通常のデジカメに比べ、高めのレスポンスがあるようです。
とはいえ、改造デジカメに比べれば、遥かに透過率は落ちているであろうと思われます。
個人的な感触では、EOS20Daと同等程度ではないだろうか、と思っていますが、どうでしょうか。
一般的な赤い星雲ならば、未改造のままでも、十分に写しとることができる実力があります。

その一方で、X-TranceCMOSカラーフィルタ配列+映像エンジンEXRプロセッサの画像処理結果からか、微光星の色合いが、消えてしまうという欠点も伺えます。
シャープな短焦点向きのカメラではないかもしれません。
その変わり、ダークノイズもあくまでも白い1画素の点であり、後処理での除去が比較的容易である為、RAW状態でダーク減算が出来ないことが致命的な欠点にはなっていません。

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