モンキー星雲です。
最近のデジタル一眼レフカメラは、高精細化に伴い、少しでも光を多く取り入れるためか、比較的Hα線への感度が向上しつつあるようです。
モンキー星雲も、眼視的には見るのが厳しい星雲で、赤が主体の淡い星雲ですが、Canon EOS60Dを初め、ノーマル機でも綺麗に写しだすことができるようになっています。
X-E1もご多分にもれず、透明度が悪い状況下でしたが、この星雲を見事に描写してくれました。
赤一辺倒ではなく、青みがかった星雲の描写もされており、明るめの複雑な色彩の散光星雲にはとても向いているのではないかと思います。