M27 亜鈴状星雲
MT160反射望遠鏡 with MPCC  フジ X-E1 5分×28コマ UHC-Eフィルタ使用
                                  

自宅、デジカメ、星雲写真という条件では、2017年現在、唯一、フォトコンテストに採用された作品です。
UHC-Eフィルターは、もちろん、光害カットを目論んでいますが、それだけではなく、星雲の描写向上も目論むと同時に、フォトコンテストでは大事な差別化を図るという意図もあります。
天体写真では、どうしても、モチーフ(被写体)は同じになってしまうので、どうやって差別化を図るか。これは自分が思っている以上に重要なのかもしれないと感じさせてくれた作品でもあります。

総露出時間が長いので、S/Nの点では良好ですが、然し、ASC-11による作例の方がディテール描写は上であることにも注目してください。
もちろん、焦点距離の違いもありますが、口径の違いも効いてるのではないかと考えます。
また、ほぼおなじF値にしても、実効F値はニュートン反射の方が写りは良いですね。
これは、自分のASC-11の補正板がノンコート、若しくはシングルコートでしかないことにも起因しているのかもしれませんが・・・
なかなか、シュミットカセグレン系は、扱いが難しく、趣味枷といいたくもなる、というものです。

それでも、その長大なバックフォーカスは、AOの使用を可能にするなど、やはり、究極を模索するには、無視できない・・・
何がベストか、いろいろと模索している最中なので、安易に、ニュートン万歳!とは言いたくないんですよね、、、
いや、まぁ、個人的にはニュートン、ベストマッチかもです・・・(それこそ、子供の頃から、ですからね。使い慣れてると思うので。)



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